帰国

留学を振り返る

セブ~マニラ、そして日本へ

3時に目が覚めてしまい、着替えて荷物を準備。早すぎたけど空が白々としてくる5時過ぎにはスーツケースをもって部屋を出る。
来た時は、説明を聞いている間に、部屋に荷物を運んでくれていたので気づかなかったけど、2階からスーツケースを持って降りるだけでも相当大変だった。20キロの荷物、こんなに重い⁈
守衛さんにカギを返してデポジットを受け取り、門の外へ。
ありがたいことに守衛さんがタクシーを止めてくれた。この時間でもちゃんとタクシーが走っててありがたい。

マクタン空港に着くころには夜は明けて、ちょうどデポジット分のタクシー代。(チップ込み300ペソ)
また飛行機に乗ると思ったら緊張する。飛行機が怖いのではなくてちゃんと時間までに手続きを終えて自分の席に座れるか… 
時間があったのでチェックインを終えた後、サンドイッチと飲み物を買って開いている席へ。食べ終わった頃、なぜかおじさんが隣に座った(いっぱい席が空いているのに)ので、ごみを捨てに行くついでに席を立って移動する。
思えばフィリピンに来てから、危険だと思うこと(交通の状況以外)はほぼなかった。学校の門の中で私たちは守られていたので、外出時に気を引き締めていればいいだけだった。空港内も割と安全と聞いていたので、海外旅行用の服の中に隠すような財布は2種類準備したけどあまり上手に使いこなすことは出来なかった。(用心に越したことはないですもちろん。)買い物に行くときは、100均で買ったチープな財布に少なめのお金を入れて支払いに使ったので、それは活躍しました。YouTubeで習った通り、カバンにチェーンで繋いでおきましたよ。

掲示板に表示されているのと違う搭乗口から(何度も確認しに行ったのにいつ替わったんか…)搭乗。もう人も並んでない出発30分前(汗)朝の明るい時間なので下の景色が長い間楽しめた。

マニラ空港へ。チェックアウト後、国際線乗り場へ。またちょっと迷う。でも今回はスルーバゲージなので荷物を受け取ったり預けたりする必要がなくて少し楽。国内線と国際線の乗り場を移動する必要があるんだ、と思い出したものの、どうやって来たのかあまり思い出せない私。英語力のなさをまた痛感しながら、時間だけはしっかりあるのでどうにか国際線ロビーへ。

ひと月前にマニラ空港で一晩過ごしたことがすごく前のような、それでいて自分が何も変わっていないような、複雑な気分を抱えながらまたここで5時間。

途中、荷物運ぶの手伝おうか、と台湾の人からの4時ごろのLINEに気付き、感謝。そんな時間に、それも気づかずに、ほんとごめんなさい、そしてありがとう。学生はほとんどアジア、それも日本、韓国、台湾、中国(多分この順番に多かった)人だったが、みんな優しかった。国際交流をしようと思ってる人達だからかもしれないけれど、本当に優しくて思いやりが感じられた。先生も含めて日本に行きたい、と言う人もたーくさんいた。外に出てみなければ分からなかったことがたくさんあった。

マニラ発の搭乗口も登場寸前に変更。なんで?なんでそんなに変わるん⁈
でも乗れてほっとした。これでとりあえず座ってれば日本に連れてってくれる。今回だけは通路側の席。気が抜けたのもあって、やっと眠くなる。後ろのほうで咳してる人いたようだけどマスクもせずにうとうと眠ってしまう…

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