私が見たフィリピン 2
スーパーに行けばその地域が見えてくる。
私が行ったモールやセブンイレブンは、地域のお店とは言い難いところだった。
モノの値段が日本とあまり大差なく、安いというイメージとは違っていた。
しかし、思い切って町に並ぶ果物屋さんに入ってみると、モールとは違う安い値段がついていた。
マンゴーひとつ57ペソ(約150円)
ひぇ~!うれしいな!
オンライン授業の先生もそれは安かったね、と言ったくらいなので、マニラではもう少しするのかな?
軽トラの荷台から買ったランソネスも12個で14ペソ(約40円)破格!
バスから見たとおりのお店、
汁物のようなんだけどなー。隣には鶏のから揚げ?のようなもの、何個か買っておやつのようにそこで食べて去っていく若者。
大きなアルミ鍋?を3つか4つ並べてたお店もあった。中は何だったんだろう…
後ろに木の椅子(小学校にあるような)と小さなテーブルがあって、おじさんたちが食事していたけど、怖くて近寄れなかった。
お菓子やコーヒー、チーズなんかは、小さい包装で売られている。
日本のお菓子コーナーや100均で見る、切り目の付いたボーロやグミなどの連結でぶら下がってるやつ。そんな小袋で(ぶら下がってはいない)お店に並んでいる。
チーズを買おうとしたら、10個くらいつながっていたので迷っていると、子供連れの女性が来て、そこから1つちぎってかごへ。
ふぅん・・・そうやって買うのか~
彼女に倣って1つちぎって買う。(安かったからか、石鹸のような?味だった)
瓶のコーヒーや、大袋のお菓子も置いてあるけど、地元の人は、小袋を手に取っているようだった。
コーヒーに関しては
- 小袋に入っているのは 砂糖多め、ミルク入りのインスタント
- ブラックコーヒーが飲みたければインスタントの小瓶
- レギュラーコーヒーはほとんどおいてない
- ドリップパックはゼロ
- 豆のレギュラーコーヒーもほぼゼロ
海外に行ったときはその場のスーパーでコーヒー豆を買ってくる、というのがうちのお約束なのだが、やっと一つだけ見つけた豆は種類も分からず、割れたり欠けたりした豆がたくさん入っていた。
(これがフィリピン風、ということで美味しくはなかったけど楽しんだ)
お菓子は激甘、ぱさぱさ、グリコのチョコは溶けている。
バナナチップはおいしかったので買って帰ったけれど、先日近所のスパーで売ってたバナナチップも裏にメイドインフィリピンと書いてあった。
小袋で売っているものは他にも シャンプー、リンス、化粧品など、試供品のようなパックで棚に並んでいた。
肉や魚は並べてキロ売り、コメは日本のように袋で積んであるところが多かったけど、穀物の周囲はちょっと匂う。
大きいスーパーに行けばいくほど、日本のように味付け肉のパックや、カット野菜と肉のパック(そのまま調理すればいいのかな?)など便利そうな食品が並んでいた。
路地販売から大型スーパーまで、時代の移り変わりを見ているようで、心惹かれるまちの様子だった。